3月13日から屋内でも屋外でもマスクの着用は個人の判断に委ねるという政府からのお達しが出たが、いまもマスクの着用って個人の判断じゃね?
と思った人は俺だけではなかったようで、インスタやTwitterに、いやいや今も個人の判断に委ねられてるじゃん!という意見が見られてちょっと安心した。
もしかして俺が何かパラレルワールドに迷い込んでしまったのかなと思ってちょっとあせったのでね、これらの意見を見て我に返ることができたのでよかった。
「マスクの着用をお願いします」という暴力的なまでの同調圧力
子供がポニーに乗ることができる、ある公園によく行くのだがポニー乗馬が人気なのでいつもかなりの人が並んでいる。
で、子供と並んでいるとその公園では子供はとりあえずマスクをしなくても何も言われないのだけど大人はマスクをお願いされる。
「並んでいる大人の方は鼻までマスクを上げてくださ〜い」と係員の方が言っていて、顎マスクやノーマスクを見つけるともう、こちらをガン見して「マスクしてくださいね」と注意してくる。
この時点でかなり不快なのだが、いちおう「マスクできません、すると顔にぶつぶつできたりするので」と言うととりあえずはいったん静かになる。
それでもまだ言ってくる時は「屋外の施設でマスクはする必要がないと考えているし、そもそも強制はおかしい」ということも伝えるようにしている。
そしてまた静かになるのだけどしばらくするとまた「はいマスクをしてくださいね〜」と係員が並んでいる人達に言うわけだ。
まあ、無視するしかないから無視するんだけど、前に並んでいるお母さんが子供に「マスクしっかりしなさい、鼻までマスクあげて!」と俺の目の前で言い始めることもあり、ほんとどうにかしろよと心の中でつぶやくわけだが、この状況ってたぶんイジメられてる子供と同じような状況だなっていつも思う。
お願いのレベルを超えて強制しているのと変わらないわけで、この同調圧力は暴力的ですらある。殴られるのを嫌がるイジメられっ子をイジメっ子が殴り続け、そしてギャラリーには傍観者が並んでただ見ているだけ、そんな状況と重なる。
同じ区内の他の施設では”屋外でのマスクは自己判断で”と書いてある
マスクをすることは義務ではない、法的な根拠なく、ある団体や組織や個人がマスクをしたくない個人に対してマスクを強制することはできないのだ、人権に関わる問題だ。
そんなことが許されてしまったら世の中はひどい差別だらけになってしまうのはわかると思うのだが、そういった想像力が働かない人の割合がかなり多いというのが今回のコロナ騒動でわかってしまった。
マスクをしていない人間は何か悪いことをしている、まわりの人に気を遣えない悪いやつなんだよ、ということになっている、それが怖い。
でも一方で、こんなマスク強制同調圧力はおかしいと気付いている人も一定の割合で存在していて狂った世間と摩擦を起こしながらも踏ん張っている。
マスク強制ポニー乗馬と同じ区内に常識的な対応をしているポニー乗り場も存在する。
その乗り場にマスク着用について書いたコメントが掲示されている、それが下の写真だ。

「マスク着用について 屋外のため、マスク着用は必須ではありません。各ご家庭で判断いただき、安全に引き馬をご利用ください。」
これでいいではないか。