サル痘の話がネットなどにあがっている。
もうコロナで学んだので先に言っておきたいのだがほとんどの人はサル痘がどんな病気かすら調べない。
そしてテレビや新聞が騒ぎ始めたらその情報を鵜呑みにして流されるだけ、自分で考えて判断することはない。
サル痘については今のところ騒ぎにはならなそうだがマスコミが煽り始めれば狂ったように騒ぎ出す人がまた出てくるかもしれないので先に釘を刺しておきたい。
ただし、一部に自分で考えて判断して行動する人もいるのでそういう人たちの発信する情報などは注視して学んでいこうと思う。
まずは国立感染症研究所のHPを読んでサル痘についてわかった情報からポイントになりそうな部分を抜き出して書いておきたいと思う。
サル痘は未知のウイルスとは違って感染症法ではすでに4類感染症に分類されている、まずは新型コロナよりも怖くないようだ、と言っておきたい(まあ、新型コロナは実質5類感染症あるいは5類にも分類されないただの感染症と思っているがそれはいったん置いておくとして)。
サル痘の特性について箇条書き
・急性発疹性疾患で4類感染症に位置付けられている
・宿主は齧歯類が疑われているが現在不明
・主にアフリカ中央部から西部にかけて発生している
・稀に流行地外でも流行地からの渡航者に発生した事例がある
・症状は発熱と発疹を主体とし多くは2〜4週間で自然回復するが小児等で重症化や死亡した症例もある
・動物からヒトへの感染は感染動物に咬まれたり血液、体液との接触によるものが確認されている
・ヒトからヒトへの感染は稀だが飛沫感染や接触感染があると考えられている
・日本国内では感染症発生動向調査において、集計の開始された2003年以降、輸入例を含めサル痘患者の報告はない
・2022年5月、海外渡航歴のないサル痘患者が英国より報告され、また、欧州、米国でも患者の報告が相次いでおり、調査が進められている。
詳しいことは 国立感染症研究所 のHPに書いてあるので興味がある場合は読んでみてほしい。
皮膚にできる発疹の写真が下の写真

これを見てちょっと焦ったんだけど、ついこの前まで俺も腹にこんなデキものあったよ…ちょっと痛かった。
免疫力が下がっている状態だと帯状疱疹も口内炎もできやすくなる。
常にある程度のウイルスや細菌に曝露している状態でないと免疫力は下がっていく。
スーパーコールドだとか子供の肝炎だとか、このサル痘もそうだけど人間の方の免疫力がかなり下がっている状態にあるのではないかと疑っている。
免疫力が下がってしまった原因は過剰な感染症対策の可能性がある。
また、今年の1月に欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)のワクチン戦略責任者のマルコ・カバレリ氏は「追加接種は臨時措置であり、短い間隔で接種を繰り返すのは持続的な長期戦略とはいえない」と指摘。4カ月ごとに追加接種を繰り返すと免疫に負荷をかける恐れがあると警告した。
免疫についてはその仕組みがかなり複雑で理解しきれずなぜそうなるかは俺には残念ながら説明がしきれない。
なのでここからはあくまで予想の範囲を超えない話も入ってしまうが免疫に負荷をかける恐れとはどういことか考察しておきたい。
コロナワクチンを接種すると体内でスパイクタンパクが産生され、それを異物として捕まえる中和抗体が産生される。
同じ種類のワクチン接種を繰り返す場合同じ中和抗体が繰り返し産生され回数を重ねるごとに免疫の反応が激しくなる可能性がある。
最悪なのがサイトカインストームで自己免疫疾患を抱えてしまうパターンだ。
一方でコロナウイルスは変異し続けているためせっかくできた中和抗体が反応していない可能性は高い。
現実、3回目接種が進んだ後に感染者数が最大となっている国が大半だ。
中和抗体が機能していないどころか、悪い形でできた抗体が抗体依存性感染増強(ADE)を引き起こした可能性を示唆している。
話を戻すが、ワクチン接種をすると特定の抗原に反応することを繰り返すことになる。
しかも体内でのスパイクタンパクの産生は何ヶ月か継続するため免疫は継続して特定の抗原に反応し続けることになる、自然の感染ではこのような状況は起こり得ない。
体内の免疫系がコロナのスパイクタンパクに対応している間に体内に潜む他のウイルスが暴れ出す、スパイクタンパクの対応で目一杯の状態で他の異物に反応する余裕がないため、体全体として免疫力が低下した状態に陥り帯状疱疹が出たりするのかもしれない。
今まで人間が本来持っている免疫力で対処できていたウイルスに対しても対応する余力がなくなって感染に至ってしまう可能性は十分に考えられる。
人間の持つ免疫力を信じて今後はコロナに実際感染して免疫力を強化すればよいのではないか、そして3回目、4回目の接種は控えた方がよいのではないか、と思っている。