ノーマスクを貫くのは、なかなか難しいけど
コロナ騒動が収まってきたとしても日本人はなかなかマスクを外さないのではないかということは識者などが以前から指摘していた。
私自身もマスクに関する同調圧力は日々感じているし交通機関では「駅構内ではマスクの着用をお願いします」というアナウンスを繰り返しているので、特に電車やバスなどの車内でノーマスクで過ごすことはなかなか難しい。
ショピングモールや百貨店内でも同様で買い物中はマスクをしていなければならないような状態になってしまっている、と言ってもあくまでお願いレベルの話なので当然ノーマスクで電車や施設を利用している人も見かけるし、それが本来あるべき姿だと思う。
さすがに、人混みではない屋外を歩く時や公園など広々とした屋外で過ごす時はマスクは外すようにしている。
それでも、4月の時点でも公園へ子供と遊びに行くと視界に入る大人でノーマスクは私とあと1人いるかいないかという感じだ。
本来、日本は欧米のように法律などで義務化されているわけではないのでマスクなどしたくなければしなくてよいのだが法的な縛りではなく同調圧力という言わば世間体を気にしてマスクをしている、あるいはさせているのでマスクをいつ外してよいものか判断に困っている人が多いのではないか。
いやいや、まだまだゼロコロナではないからマスクで感染対策すべきだ!という不勉強で中国共産党的な非科学的根性論をとなえる方も中にはいると思うが、このマスク圧力で最も被害を被っているのは子供達やマスクをすると肌にアレルギー反応が出てしまうような少数派あるいは弱い立場にある人達だということを認識すべきだ。
子供に関しては保育士の先生などから言葉を覚えにくくなっている傾向があるとの話もあがっているようで、言葉を覚えるのは耳で聞くだけではなく先生など大人の口元や表情も見ながら発音の仕方や話し方を学んでいくのでマスクで顔半分を隠してしまうのは子供達の幼児期の大事な学びの機会を奪っていると言える。
このままマスクをさせ続けたとして空気の読めない、人の心の理解が足りない人間が今後大量に発生してしまう可能性もある。
子供達にとっても日本の将来にとっても大きなリスクになる可能性があることは理解しておいた方がよい。
また、呼気がマスク内側に滞留するため常に酸素濃度の低い空気を吸うことになるため集中力の低下など子供の脳へのダメージも懸念されている。
最近、日本人がいつマスクを外すのかテレビでも議論されるようになってきたのはよいことだと思う。
本心ではほとんどの人が、いつかはこれ外さなければダメだよね、つける、つけないを自由に選択できる雰囲気に戻さないといけないよねとそう思っているはず、と言うか思っていてほしい…だってあまりにも馬鹿らしいでしょ、感染予防効果がほぼないであろうことが薄々わかっているのに顔半分を毎日マスクで隠して過ごすのは。
マスク不要の科学的根拠
ちょっと科学的な根拠を復習しておくと、マスクの網目の大きさは5〜10μm程度、そしてウイルスの大きさは下に示した資料でもわかる通り0.1μm程度なので網目を通り抜けてしまう。

また、普通のマスクでは顔に密着することはできないので隙間がスカスカにあいていて、そこからウイルスなど簡単に入り込んでくる。
普通に考えてマスクでウイルスを捕捉することなどできるはずがない。
ただし、風邪で咳の症状が出ていた場合、飛沫は5μm以上なので、これを飛ばさないという意味においてはある程度の効果はあると考えられる。
また、花粉の大きさは10μm程度なのでこちらもマスクの網目に引っかかることがわかる。
つまり、マスクは風邪をひいてしまった時や花粉症対策として着用することにはある程度の効果が期待できるため意味はあるが、健康な人がウイルス感染を避けるために常用するということについてはほとんど意味がないだろうと、私も考えている。
次にマスクなどの義務化を廃止後の感染状況について感染者が増えたのか減ったのか?いくつかの国について確認してみたい。
マスク義務を撤廃した国の状況
イギリス1/27 公共施設でのマスク着用やワクチン接種証明の提示解除
デンマーク 2/1マスク着用などコロナウイルスによる規制をほぼすべて解除
フランス2/2以降屋外でのマスク着用義務は解除 2/28以降は公共交通機関以外ではマスク着用義務解除
アメリカ 3/25にハワイ州で屋内での着用義務解除となり50州全てが解除となった。
これら欧米の国ではノーマスクで普通に外出してその辺を歩いています、そして日本は法的に義務付けられたわけでもないのにいまだに外を歩く人も99%マスク着用状態。
まあ、異常な状況だと私なんかは思うがマスクだらけの群衆を見てみんなどう思っているのかといろいろ考えてしまう。
では、各国の感染者数と死者数をグラフで確認してみましょう。


日本は1/27時点で100万人あたり466人の感染者数これを、基準に見ていきますが
イギリスは1/27時点で100万人あたり1300人程度の感染者数、日本の約3倍
デンマークは1/27時点で100万人あたり7000人程度の感染者数、日本の約15倍
フランスは1/27時点で100万人あたり5300人程度の感染者数、日本の約11倍
でも、各国2月の頭までには感染症対策の規制を撤廃している、そしてその後の感染者数の推移を見ると減少しているのがわかります。
フランス、イギリスでは3月下旬から4月にかけてまた感染者が増加してそしてまた直近では減少傾向です。
このグラフを見て、マスクの着用と感染者数の増減に関連性があると言えるでしょうか?このグラフを見て私が言えることはマスク着用と感染者の増減には関連性はない、ということのみです。


上のグラフの数値を退けたバージョン
死者数を見ていくと1/27時点でイギリス、フランスでは日本の約20倍、デンマークで15倍の死者数がいますがマスクなどの規制は解除。
アメリカ本土でも規制の解除は進んで3/25に日本の2倍程度は死者数が出ている時点でハワイ州での規制解除で全ての州で規制は終了。
マスクを外したら死者数が急に増えるという傾向もない、私がこのグラフを見て言えることはマスクの着用と死者数の増減には関連性がないということ、それ以外の結論を導くのは無理があるとしか言えない。
マスクを強制する人がいるとして、マスクには感染防止効果があると言うとしたらその理論は破綻しているとしか言いようがない。
マスク警察に絡まれたら、このグラフを見せながら話し合おうと思う。